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岡本太郎の本

岡本太郎の本は、なにがお勧めですか?というご質問があったのでいくつか挙げますね。

1『今日の芸術
2『青春ピカソ
3『沖縄文化論

まずは、この三冊を挙げておきます。1は、岡本太郎の著作の中でも原典といえる代表的な作品で、これ一冊で、太郎の思索の本質(対極主義とはなにか、、など)を読み取ることが出来ます。始めに何から手をつけて良いか分からない方には、何をおいても、まずはこれから手に取るべきだといっておきましょう。
 次に挙げるべき作品としては、いくつかの方向が考えられます。生前の岡本氏が、その生き方の破天荒ぶりと、トリッキーな動作のみがマスコミで商業的に取り上げられた経緯があり、没後、(それを継ぐかたちで?)昨今の岡本太郎再評価のなかにあってもなお、太郎の「人生訓」的な側面に絞って編集された本の系列が挙げられると思います。でも、私は、あえてそれらの著作の系列ではなく、彼の「芸術家」としての側面を知ることの出来る2,3,の作品をお薦めしようと思います。フランスから日本に活動を移したときに、太郎がどういった思索を辿って、何を見いだしたのか?それを、2→3の順番で読み進めることによって、窺い知ることが出来るでしょう。

もちろん、あえて今回は取り上げなかった「人生訓」的な書物の中でも、いくつか面白いものがあります。その中でも、シリーズで計三冊出版されている、『太郎に訊け!―岡本太郎流爆発人生相談』がお勧めです。例えば、

『僕はまだ、激しい恋をしたことがないので先生に質問します。恋をするとよく「傷つく」とか「傷つき合う」と聞きます。「傷つく」という言葉を解説して下さい。(静岡県18才)」(『太郎に訊け!(3) p16)』といった、週刊プレーボーイ誌に寄せられた何ともナイーブな質問に、丁寧に、かつ熱く応えてくれます。(北方謙三よりも熱く?)こんな雑誌の仕事もしていたんだと、僕はちょっと驚きました(^_^;)

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